公共料金を支払い時に、クレジットカードを利用することのメリットについて、確認します。
1 クレジットカード支払の手続きについて
公共料金をカード払いにする変更手続きは、申込書に記入をするだけです。
申込書には、特定の欄があり、ガス代、電気代と項目が並んでいます。
手続としては、特定の欄に、チェックを入れて申し込むだけです。
これで、自動的にカード払いになります。
よって、口座振替からのクレジットカード払いへの切り替えは簡単なので、変更することをおすすめします。
2 クレジットカードでのポイントの付与で節約できる
クレジットカードを利用することで、ポイントが付与されます。
言うまでもなく、公共料金は、毎月必ず支払うものです。
よって、公共料金の支払時に、クレジットカードを利用することで、毎月、自動的にポイントが付与されます。
平均的な家庭の金額が、ガス代、水道代、電気代でトータルで月2万円といわれています。
よって、年間だと、2万円×12か月=24万円になります。
1,000円で2ポイントとすると、24万円÷1,000円×2ポイントで480ポイントになります。
これを1ポイント5円で換算すると、480ポイント×5円=2,400円相当になり、利用者にとっては大きいメリットであるといえます。
さらに、ゴールドカードを利用すると、ポイントが2倍以上になってきます。
また、カード会社によっては、料金の1%分を割引というサービスを行っています。
例えば、月2万円の公共料金を支払っている場合は、2万円×1%=200円の割引となります。
年間で、200円×12か月=2,400円の割引です。
これを毎年、継続して、例えば、10年で2,400円×10年=24,000円相当になります。
そして、クレジットカードのポイントの付与により、商品券や景品などに交換できます。
仮に、3,000円相当のポイントが付与されたら、3,000円相当の商品券に替えることができます。
商品券は、全国共通使用のものが多く、どこの店のショッピングの際にも利用できるので、便利です。
よって、クレジットカード利用によりポイントの付与で節約ができるといえます。
3 支払いもれや期限遅れがなくなる
金融機関やコンビニの窓口で、公共料金を支払うと、公共料金の払込票を持ち歩く必要があり、混んでいれば、列に並ぶ必要もあります。
手元の現金の残高がなければ、預金から引き出しが必要になります。
手元の現金は、使ってしまうことが多く、管理が難しいです。
しかし、クレジットカード払いであれば、現金での支払う手間がなく、引き落とし日が確定しているので、支払いもれや期限遅れをなくすことができます。
ただし、カードの引落日には、引き落とし口座の残高を確認する必要があります。
うっかり、残高不足があると、事故情報として残るので、注意が必要です。
4 家計管理がしやすい
公共料金をクレジットカード払いにすると、クレジットカード会社から利用明細書が送付されてきます。
利用明細書には、料金が電気料金、ガス料金と費目が一覧で表示されており、毎月の支出が一目で分かり、家計簿の代わりになるといえます。
また、口座管理の面からも、決まった日にクレジットカード利用分としてまとめて、口座から引き落としにすれば、一度だけお金を用意すればよいことになります。
口座振替の場合、ガスや電気の場合、検針のタイミングの関係で、引き落としが別々であることが多いです。
すると、常に引き落とし口座の残高を確認する必要があり、引き落としの口座が複数であれば、複数の口座の残高確認が必要です。
よって、クレジットカード払いにすることで、家計管理がしやすくなるというメリットがあります。