ふるさと納税とは
ふるさと納税とは、自分が選択した地方自治体に寄付をすると、地元の特産品がプレゼントされるという制度です。
この際に、選択する自治体は、自分の故郷や居住地域である必要はなく、どの自治体にも寄付することが可能です。
今回は、このふるさと納税のおすすめの自治体について、地元の特産品と合わせて、ご紹介したいと思います。
ふるさと納税のしくみと必要な手続き
ふるさと納税は、特産品のプレゼントの特典があるのが特徴的ですが、この制度の適用を受けるには、確定申告が必要になります。
その年に、寄付した分に関しては、翌年の2月中旬から3月15日の時期に自ら、確定申告をする必要があります。
(2015年分からは、条件つきですが、確定申告不要となります)
ふるさと納税制度もメリットは、寄付金の控除が受けられることです。
寄付金の控除を受けることで、所得税や住民税の節税につながります。
寄付金の控除の金額は、寄付金の額から2,000円の額を控除した金額になります。
例えば、ふるさと納税を利用して10,000円を寄付した場合、10,000円−2,000円=8,000円が寄付金の控除額となります。
また、寄付金の最高限度額も年収によって、制限がされているので、注意が必要です。
詳細は、総務省のふるさと納税に関するページの寄付金の額という箇所で、年収ごとの寄付額一覧の表から確認してみてください。
ふるさと納税のおすすめの自治体
最初のおすすめが、鳥取県東伯郡琴浦町の特産品です。
鳥取県東伯郡琴浦町は、寄付金の額が3,000円から特産品を貰えます。
ほとんどの自治体が、寄付金の額は最低5,000円から10,000円となっているので、おトクであるといえます。
特産品は、松葉ガニ、鮮魚、お菓子、お米と種類が豊富で、選ぶ楽しみもあるといえます。
人気の高い商品は、締切りが早いので、早めの申し込みが必要であるといえます。
したがって、鳥取県東伯郡琴浦町は、おすすめしたい自治体の1つであるといえます。
次のおすすめが、佐賀県東松浦郡玄海町の特産品です。
寄付金の額は最低5,000円からと鳥取県東伯郡琴浦町の場合より、金額は上がりますが、特産品は、いちご、和牛、みかん、うに、野菜セットと盛りだくさんです。
さらに、最後におすすめなのが、北海道上士幌町の特産品です。
北海道上士幌町の特産品は、テレビでも紹介されています。
寄付金の額は最低10,000円と高額ですが、クレジットカードでの対応もしており、年度の回数も制限なしとなっていて、他の自治体よりも寄付しやすい仕組みになっています。
特産品は、十勝の和牛、アイスクリームがあり、十勝の和牛については、品切れが続出しています。
この寄付金は、子育て少子化夢対策基金に使われており、スクールバス夢基金号運行事業などに充当されています。
この3つの自治体ともに、ふるさとチョイスというサイトに掲載されています。
ふるさとチョイス
いかがでしたでしょうか。ここで、紹介した以外にも、様々な自治体でふるさと納税を実施しています。
寄付することで、特産品がもらえ、さらに税金の節税にもつながるというおトクな制度です。
確定申告が必要なのがネックでしたが、2015年からは、サラリーマンに関しては、年末調整でも受けられるようになります。そして、寄付金の上限額も2倍に引き上げられます。
中には、ふるさと納税制度を利用して、1年間の食費を浮かせられるようになっている人も出てきています。
自分の寄付金で、地方の活性化にもなるふるさと納税について、検討してみてください。