soho支援とマネーフォワード

soho支援とマネーフォワード お金

今回は、SOHOのしくみと家計簿管理に役立つマネーフォワードについて、確認していきます。
SOHOとは
SOHOとは、ベンチャーや在宅ワークの職種で、自宅や小さい事務所を拠点として働く個人事業主のことをいいます。
SOHOでは、雇用契約で働いていないので、時間に拘束されず、自分のやりたい仕事を優先できるので、仕事に対するモチベーションが増します。
ただし、仕事量により、報酬が変動し、仕事の成果は、全てが自分の責任になります。
また、SOHOは、社会保険や税金の手続を自分で行う必要があります。
よって、SOHOで仕事をする場合は、営業、総務、経理などの業務を自分で、自主的に行う必要が出てきます。
SOHOの場合、サラリーマンの時より3倍ぐらいの仕事が必要になります。

SOHO支援としての税理士事務所の役割
SOHOで仕事している人は、個人事業主であり、確定申告が必要です。
SOHOの場合、通常の業務も忙しく、確定申告は面倒で、頭の痛い問題です。
特に、経費をどの範囲までを、事業の経費にするかが難しいです。
また、個人事業主に関しては、青色申告という制度があります。
青色申告を受けるには、貸借対照表と損益計算書を作成するために、帳簿をつける必要があります。
税理士事務所では、帳簿のつけかたも、アドバイスをしてくれます。
よって、面倒な年1回の確定申告の作業が、スムーズに行えます。
また、事業を拡大し、個人から法人への変更を検討する時に、税金の知識が必要になります。
この場合、税理士事務所が備えている所得税と法人税の知識とノウハウが役に立ちます。
したがって、SOHOで仕事している人にとっては、税理士事務所の支援を受けたほうがよいといえます。

家計管理や資産管理としてのマネーフォワード
マネーフォワードとは、家計簿を自動的に作るweb上のサービスです。
マネーフォワードでは、クレジットカード会社とも連携しており、銀行取引も登録できます。
よって、銀行からの自動引き落としや、クレジットカード会社の引き落としの流れが把握できます。
さらに、銀行登録は、webログインの情報が入力可能であり、大抵の都銀とネット銀行が登録できるようになっています。
また、通常の現金の収支管理も優れています。
通常、現金の支出管理を行うには、レシートをとっておかなければなりません。
このレシートをスキャンし、記録できるiPhoneのReceRecoという便利なアプリがあります。
マネーフォワードは、このReceRecoと連携しています。
よって、レシートをもとに現金の支出の管理をするという手間がなくなります。
さらに、お財布という機能もあります。
お財布という機能を利用すると、例えば、ATMから1万円を引き出すと、マネーフォワードの登録したお財布の残高が1万円増え、買い物をして3,000円を使うと、マネーフォワードの登録したお財布の残高も3,000円減少します。
よって、手持ちの現金と銀行預金を連携して、管理できます。
マネーフォワードは、家計を総合的に管理してくれる優れたツールであるといえます。
また、マネーフォワードは、証券会社と連携しており、投資信託や株式の残高管理も行ってくれます。

マネーフォワードのサービスコスト
家計管理と資産管理のサービスは、マネーフォワードでは、無料で受けられます。
また、株やFXの取引などで、給与所得以外に20万円以上の所得があった場合、確定申告が必要になります。
マネーフォワードのシリーズで、MFクラウド会計というサービスがあり、確定申告に対応しています。
よって、SOHOなどの方は、このマネーフォワードを活用し、日々の家計管理や資産管理を行い、税理士事務所に税金面でのアドバイスを受ける体制をとっておくべきでしょう。